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日常
2017年4月8日

春爛漫!


4月になりましたが、新生活のための買い増し・買い足し需要は未だに衰えを知りません。

まだまだ間に合います!ぜひ厨房高く買いますWESTまで買取をご依頼ください!


 

こんにちは。ブログ担当のKです。

 

さて、いよいよ花見シーズンの到来です。…とはいえ、寒の戻りの影響でなかなか本格的に

花開く様子がなく、開花とは名ばかりのなんとも華のない状況が続いていました。私は先週の

末に花見に行ったものの、ぱらぱらっとしか桜が咲いておらず、せっかくの花見ムードに

水を差された気分だったのですが、ここ数日でようやくそれらしくなってきました。

 

花見はもともとは平安時代の貴族の行事だったといわれています。その後、桜の散り様に

美しさを見い出した武士階級にも好まれるようになり、江戸時代には大衆の娯楽として、

本格的に普及しました。幕府が推奨する「お墨付き」のイベントという事もあって、その

盛り上がりは尋常でなく、男衆は酒池肉林の宴にふけり、女衆はここぞとばかりに着飾って、

芸や出し物などにも興じつつ、呑めや歌えの大騒ぎを楽しんでいたそうです。一方で、喧騒を

嫌い、風情を静かに味わいたいグループも一定数存在し、それぞれで花見エリアの区分けが

されていたとか。この辺の花見事情、あまり現在と変わりませんね。

 

江戸時代には、桜の品種改良も盛んに行われるようになりました。現在、桜の代表格として

知られるソメイヨシノは、江戸末期に生み出されたものです。明治~昭和期にかけて徐々に

全国的に普及し、高度成長期には各地で大量に植樹されて今に至ります。実はこのソメイヨシノ、

桜の中ではあまり丈夫な種ではなく、手入れが行き届かないと60年ほどで寿命を迎えるという

説もあります。そのため、近い将来、ソメイヨシノの大半が街中から姿を消すという予想が

立てられています。桜が見られない春とか、なんとも寒々しい話です。もっとも、桜が受ける

ダメージを減らし、十分にケアをすれば、100年以上も生きられるという実例も。これから花見に

行かれるという方は、花を愛でる気持ちも忘れず、存分に楽しまれて下さいね。

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